今更ROOKIES

昨日「ROOKIES」観てきました。みんながハマっちゃうのもわかるなあ。これから観る予定の方がいるかもしれないのでいちお感想は隠します。
男の子っていいなあ学生っていいなあって思った。ストーリーからも演出からも奇をてらわない正攻法の気持ちよさを思う存分味わえた。ストーリーの締め方もすごくいい。ああこれで本当に終わりなんだなもう続かないんだなってよくわかる。二子学メンバーに会えないのは寂しいけど、こんなに後味よく爽やかに「おしまい。」ってなっちゃったら誰も「続編が〜」とか「もう一本〜」とかって言えなくなっちゃうと思う。それくらい満足できた。もうあの役者さんの演技がどうこうとか、あそこの脚本部分がどうこうとかそういうの言えなくなっちゃう映画だよね。心が満足しちゃってるから頭で考えること拒否っちゃってるもん。映画館で声出して笑ってぼろぼろ涙流して体から余計なものが出て行ってくれたかんじ。全然感想になってないなw とにかくすごくいい映画だった。ちっちゃい市原隼人がマウンドやバッターボックスではその小ささを感じさせない佇まいを見せていたり、お笑い部分を主に担当しちゃってる平塚や若菜にこそ超泣かされちゃったり。本当にバカでかっこいい男たちだった。最後甲子園を決める決勝戦で円陣を組んだ二子学ナインが、普通に肩を組むんじゃなくみんなして隣のコのユニフォームをギュッと握ってるのを見て、その握りしめられた力の入った拳を見ただけで泣けた。ユニフォームを握りあってたあの拳が、仲間への思いや夢にかける情熱の象徴だったよね。