月刊Songs

月刊 Songs (ソングス) 2009年 12月号 [雑誌]

月刊 Songs (ソングス) 2009年 12月号 [雑誌]

音楽雑誌なだけに写真にはそんな期待してなかったのに思いのほか良かった。赤西くんはなんとなく一緒に写真に写る人と意識的に距離をとる人のようなイメージがあった(田口・中丸以外の人と一緒の場合)。小林氏ともそういうショットを予想してたから2人の近さに驚いた。特に表紙とかおもしろいよね。普通に肩組んでるわけじゃないの。肩組む時って2人が横に並ばなきゃいけないんだけど、ここでは小林氏が赤西くんの斜め後ろくらいの位置にいて、そこから赤西くんの肩に腕をまわし、なぜか赤西くんの肘あたりをぐっとホールドしているw まるで「逃げんなよ」って小林氏が赤西くんを捕まえて抑え込んじゃってるみたい。逆に赤西くんが小林氏の肩に腕をまわしている写真もあったけど、目線もがっちり合ってて2人の対等な関係性を表してるみたい。プロデューサーで監督である小林氏が上とか、人気絶頂アイドルの赤西くんが上とかそういうのはなくて、お互いに意見を出し合いながらいいモノを作り上げていったんだろなっていうのが想像できる。対談もおもしろかった。小林氏はやっぱり稀有な才能を持った敏腕プロデューサーで、確かな人を見る目を持っていたんだろうな。赤西くんに対して「この男、まだ僕のこと疑ってんなって感じた」(クランクイン前にお互いに話していた頃のこと)なんて、そう言えない。ミスチルレミオロメンやら大物をプロデュースしてきた小林氏が、いきなりジャニーズアイドルの赤西くんに触手を伸ばしてきたらそりゃ「なんで?」って思うのが当然だろうけど、普通はそういう感情は出さないようにするしね。赤西くんも当然信頼感を見せたいと思っていただろうけど、心の奥にある軽い疑念とかを見破られてたってことだよなー。その「疑ってんな」っていう小林氏に対する赤西くんの返事が「ははは」っていう笑いで、これは肯定を意味するのか「何言ってんすか」っていう軽い否定の笑いなのか読者には判断つかないけど、私は前者(つまり肯定)だったんじゃないかなーと予想。赤西くんが言葉に乗せるのが苦手な部分をも理解してくれたらしい小林氏。そりゃ信頼関係も築けるよね。早くテレビでこの2人が見たい><