映画感想

ネタバレ含むので畳みます。




正直ツッコミどころは結構ありますw 小ネタとして狙ってのものなのか判断つかない系もあれば「おいおいww」みたいな部分もあり。だけどそれを補ってあまりあるこの満足感。コバタケの音楽に対する誠意やリスペクト、そしてキャストに対する愛情がひしひしと伝わってくるから。二十歳の戦争という曲タイトルにpgrした自分をタイムマシンでさかのぼって叱りとばしてやりたい>< この曲が映画のメインテーマとして効果的に使われている。バンドブームをばっちり通ってきている自分にとって、劇中の曲はどれもドンピシャ。すごくかっこいい。そしてキャストは自分の気持ちをしばしば楽器を奏でることによって表現する。リュウジがドラムでイラ立ちを、ユキヤはギターで孤独を、ナツが歌で切なさを。ライブシーンはそれほどないものの、リュージのドラムシーンはちょいちょいはさまれてきて、彼のプレイする姿を映すことでLANDSというバンドのリアリティーが増したと思う。それより何より主役の2人(赤西くん&きいちゃん)がすっげーいい!!!結構時間がとびとび(7ヶ月後やら2年後やらにいっきにとぶ)なので、最後の方、LANDSメンバーはもちろん、ナツも全く出てこなくなる時間帯がある。ここはアサコがずっと出ずっぱりで「このままじゃアサコの成長ストーリーじゃん。LANDSどこ行ったww」と思っていたら真打登場。このナツがもう・・・!迷いのないまっすぐな力強い目で二十歳の戦争をブースで1人歌うナツ。一発屋としてメジャーシーンから消えて2年もたって収入もなくなって苦労してきたはずなのに、やつれた風もなく相変わらずの美貌とオーラをまとっていて。昔好きだった男がスーパーかっこよい姿のまま目の前に現れるなんて理想だよ><←超個人的見解 この映画の終わり方、すごく好き。「セブン」みたいな殺伐とした終わり方じゃなく(サスペンスと比べるなって話ですがw)、希望をじゅうぶん残してるから。明るい未来を信じたいじゃんw そして私が密かに胸を痛めていた「ユキヤがナツを好きらしい」というコバタケ発でまことしやかに流れた噂は私にはそこまでダイレクトに伝わるものではなかったかな。アサコとナツを別れさせるために好きでもないアサコにユキヤがキスしたシーンより、ナツの声にエフェクトかけまくって「ロボットが好きだから」(だっけ?)って言ったユキヤから「自由でフワフワしているナツを自分の意のままにしたい」みたいな欲求が垣間見えてこっちのが怖かった。ここをどうとらえるかで、ユキヤのナツへの感情の捉え方が違ってくると思う。ユキヤは超イケメンだったけど、雑誌見て再三突っ込んでいた通りロン毛がどう見てもヅラにしか見えないところが残念。エクステにしたらもうちょっとなんとかなったんじゃないの?生え際が全く見えない髪型って不自然だと誰か気付いて。


そして赤西くんですが。ものすごいとんでもヤローらしいっていう噂を耳にしていたんだけど、全然そんなことなかった。ダメ男なのに愛されキャラ。口うるさいマネージャーもキツいアルミも人間嫌いっぽいユキヤまでもナツにだけは優しさを垣間見せる。「セックスはロックじゃん」という名言(笑)を吐いたナツだから、女なんて毎日食べ放題バイキング状態なのかと思いきやアサコに出会ってから女の影まるでなし。モテるんじゃないのかw そしてアサコとの恋愛はまるで中学生日記。イマドキの都会の高校生ってもっとやることやってるでしょー(お下品)・・・ってそっか、イマドキじゃなくて20年くらい前の話だったw だけど中学生日記恋愛模様のナツとアサコなのになんで赤西くんはあんなにエロいの^^ これ、ひとえにTシャツと赤西くんの相性の良さゆえだと思う。赤西くんの衣装はほとんどTシャツ姿なんだけど、Tシャツ姿がこんなエロい人見たことない。なにげにいくつかの場面ではチ〇ビとか透けちゃってるし。わざとか!←私の目線がヤバいだけw コバタケが「ボディーがしっかりしている人にやってほしかった」って言ってた意味が今ならわかる。画面に存在してるだけで生々しく息づいてて、まーた相手役のきいちゃんもガリじゃなくて胸はないんだけど腰や太ももにいい感じにお肉が乗ってるからエロさ倍でドン! キスシーンは赤西くんもお見事だったけどきいちゃんのあえぎ声が>< 私の3列前には小学生とおぼしき女子がママの引率もなしに2人で見に来てるのに><>< これは小学生にはギリギリアウトでしょう。


映画館で好きな音楽に浸りながら大好きな赤西くんを見つつおいしいカフェラテを飲む、という2時間が幸せすぎたので多分もう何回か映画館に足を運ぶと思います。月曜日に映画好きの友達と一緒にBANDAGE見る約束してるので、映画の後ランチしながら感想言い合うのが今から楽しみ^^