有閑倶楽部5〜7話

毎日順調にノルマ達成してます!有閑倶楽部おもしろくなってきた^^脚本や演出にどんなにorzってなってもキャストに愛着湧いちゃうと強いですね。キャストに愛着っていうのは俳優さん本人へのファン的視線っていうんじゃなく「魅録」とか「悠理」とか、そういう登場人物自体を好きになれちゃうっていうね。脚本家の方もこのふっるい漫画(リアリティー皆無で設定が昭和*1な原作をよく平成のこの時代にドラマ化しようとか思ったもんだ。企画者出てこい^^)を2番手キャラを主役に置き換えて書くのは大変だったでしょーに。
そんなことをつらつら思いつつも4話くらいからキャスト萌えというフィルターを装着できるようになったのでかなり楽しんで見れてます。5話は決闘シーン*2の魅録と清四郎がかっこいい。主題歌がバックで流れてるんだけどそれがまたよく合ってるし。それにこれは初回から思ってたことなんだけど、このドラマ、登場人物をすごくきれいに撮ってくれてると思う。有閑メンバーはもちろん、ゲストキャラにしてもみんなとにかく美しい。美形ばっか出てるからって言ったらそれまでなんだけど、決闘シーンの魅録と清四郎はそれを応援する野梨子も含めてきれいだったし(決闘にきれいって言うのもなんだが)、6話では夜の闇の中に浮かぶ野梨子と裕也、それをちょっとクールな眼差しで見る魅録っていう場面もため息ものだった。各回のコスプレも楽しいしね。なんかあんまストーリーに関係なく萌えてるけど。そこがこのドラマの弱点だよな。大人が続きを楽しみに待てるドラマでないことは確か。だって原作が掲載されてたのは「りぼん」(集英社)だよ?*3。「ときめきトゥナイト」とか「ちびまる子ちゃん」とかと一緒に載ってて、小学生あたりが読むような漫画だったわけですよ。ちょっと前に新聞で「小学生が1番好きなテレビ番組」っていう記事でこの有閑倶楽部が1位って書いてあったのを読んだけどさもありなん。めちゃくちゃ納得。
このドラマ、どこを切り取っても「古い!時代錯誤!」っていう単語が頭をかすめるんだけど*4、原作がそもそもそういうテイストなわけでね。原作の中の各キャラの髪型や服装も、清四郎の髪型だけはマイナーチェンジがあったものの他は全員連載当初の昭和の時代から変わってないっていうのもオソロシイ。この時が止まった感をコメディとして楽しめ!と言うドラマであるならば成功なのかもしれないけど(そういう意味での笑いはとれてる気がするので)。
でも役者陣の演技に文句つける気は全くないっす。みんないい味出してる^^基本的におぼっちゃんお嬢様の苦労知らずたちが集まってるっていう設定だから、ガサツさだったり育ちの悪さみたいなのがちょっとでも見えちゃうとそこから視聴意欲が萎えそうだよなーなんて感じてたんだけど有閑メンバーみんなちゃんとどことなく品があるとこがいい。ガツガツしてないって言うか。こういう雰囲気って実はものすごく重要なのかも。

*1:下手したら大正かも。あの身分差別っぽいところを随所に匂わせるあたりとか昔の日本映画のよーだ

*2:西部劇かYO!とつっこんだけど原作でもこのタイマン場面ってちょこちょこ出てくるんだよね。アクションコメディなだけに。たいてい清四郎か悠理vs敵キャラってかんじになってた気がするんだけど

*3:今は違う雑誌に掲載されてるけど

*4:今時くつ入れにラブレターとかね。ありえNEー!!「メアド知らないコからなんだよきっと」とかフォローを考えてもあれはナイわー