ライブレポの傾向

いくつかのブログのライブレポを読ませて頂いて気づいたこと。複数公演*1に参戦している方は概ねアリーナツアーの公演内容に不満が多く、1〜2回の参戦の方は満足度が高いという傾向がかなり顕著な気がするのはなぜw ちょっと考えてみたんですが、同じ公演を見てこんなにも効用(つまりファンの主観的満足度)が違うのは、それぞれが相対評価で見ているか絶対評価で見ているかの差なんじゃないかと。何度もライブに足を運ぶ人は自分が見た公演と比べつつ目の前の公演を見ているので相対評価としてライブの楽しさを判断する。それに対して1度の公演しか参戦しない人は、今その瞬間を自分が楽しめているかという自分内絶対評価で判断しているという。複数公演見ている人が内容を比べてしまうのは自然だと思うんだけど、時々切なくなるのはそういう熱心なファンの方が「1回しか見れない人もいるんだからこの内容じゃ見に来た人がかわいそう!」と書いていらっしゃるのを見かける時。1回しか見ないファンにはその1回が全てで比べる術はないわけで、だったらその人にとってはそれが絶対的で最高のものだと思えるんじゃないかな。複数公演見た方が「こないだより良くない公演だった」と判断を下しブログ等に感想として記すのは正当だと思うんだけど、それを「今日だけ見る人はかわいそう」って言い切ってしまうのはちょっとどうなのかな>< ファンの立場で1公演しか見ない人に対して肩入れしている優しい意見のようでいて、実はものすごい傲慢さが垣間見えるように思えてしまう私の方がおかしいのかな…。

*1:2〜3公演とかじゃなく、ドーム・アリーナ合わせて5公演以上レベル