Xmasなんて大嫌い

波の数だけ抱きしめて」をパロったドラマかと思った。いろいろと設定かぶる部分があったもんで。このドラマは少し前に見た映画「ハルフウェイ」に印象が近いかんじ。ドラマ内でほとんど事件らしい事件が起きない中で、あやふやな関係だった幼馴染同士が彼氏彼女になりましためでたしめでたしっていう。軽く翔(赤西くん)のライバルらしき男も登場することはするんだけど、翔と直接対峙することはないからさほど緊迫する場面もなかった。主人公の冬海のことを翔は好きなんだけど…冬海は同性から見たら多少イラッとするタイプかもね。実際友達(山田優)に「アンタなんなの?」的なキレ方されてるし。自己中だしKYだしグータラだしいいトコないように見える冬海は、実は恋愛で傷つくのに怯える繊細さや傷ついたエリート男を放って帰れないような情に厚い部分もあったり。その上あの美貌(ふかきょんだよー)。ああいう、人に媚びず肩肘張ってるけど実は傷つくことに憶病なかわいこちゃんなんて絶対モテるよね。翔が振り回されるのもさもありなん。ドラマとしておもしろかったかと問われたならば「おしゃれなドラマだったよねー」くらいしか感想が出てこないところがアレなんですがw 赤西くんは少年と青年のちょうど端境期の危うさが見え隠れしていて、とにかく「美」。体は薄いんだけど肩幅はしっかりあって、この後たくましくなっていくのかなーみたいなのが予想できる。ってビジュアルのことしか言ってない^^ 伝わらない想いを抱えた優しい男の子の役なので、とにかくずーっと切ないお顔満載だけど想いが通じた後のクリスマスパーティーでのはじけた笑顔が超かわいらしくて心拍数上がりました。あと、とにかくずっとハの字眉だった。切なくてハの字、怒ってもハの字。赤西くんってこんなにタレ眉だったっけ?と不思議になるほどにハの字。今の赤西くんがかたくなに太眉なのは細眉にするとハの字が目立つからじゃ?とすら疑いたくなってしまいました(このドラマでは細眉)。そして眉以外で萌えたのは冬海を優しく抱き締める翔の手が大きくてきれいなところ。顔や体つきからは今ほどの色気はまだ感じられない赤西くんなのに、手だけはすでになんか色っぽかった。