友達と見てきました

映画はひとりで見るのも大好きだけど、友達と一緒だと映画終わってから感想言い合えるのがすごくいいよね。




「バンドの映画だよね?」くらいの情報しか持っておらず、まっさらな気持ちで見た友達は、電気がついてすぐ「いい映画だったねー。マイナー映画好きのあんたと行くと当たり外れデカいから怖かったんだけど(ひどいw)、今回は当たりだった」と言ってました。その後ランチしながらBANDAGEの感想を言い合ってたんだけど、ホント、人の見方っていろいろでおもしろい。彼女の意見で1番びっくりしたのは、ナツの印象を「まじめなのに照れ屋で不器用な世渡り下手」と言ったこと。ナツを「まじめ」って言ってる人を初めて見た。でも・・・。確かにあの映画のナツはアサコと音楽に一途だった。ナツはアサコ以外の女の子に言い寄るシーンは全くないし、そこここで「女慣れしてるかも」と感じる部分はあったものの、あんなに近くにいるアサコを押し倒しもせずに蛇の生殺しでずっとオアズケ状態。走る密室・車内でのアサコへの態度もなにげに紳士的。もっと遊んでる男だったらあっというまにシート倒してるよw アサコのお母さんが出てきたら、慌てて車から飛び出して挨拶する素朴な礼儀正しさも身につけているし。最後の激昂するところでは初めてアサコに暴力的な一面を見せるものの、「女殴っちゃった・・・」と直後に後悔している時点でそういうことは一切したことがない人だということもわかる。バンドの練習用スタジオに女連れ込むのもきっと初めてのことだったんだろう。だからこそメンバーもあれだけ驚き、マネージャーもあんなすごいキレ方をしたんじゃないかな。バンドの練習用スタジオは多分ナツやLANDSにとっての聖域で、今までそこには誰も女なんて連れてきたことなかったんだろう。なのにその暗黙のタブーを破ったナツ。作詞も作曲も手がけ、ギターをかなで、アサコに「元気」を感涙を浮かべた目で絶賛されて照れるナツ。練習態度は褒められたものじゃないのに、彼から出てきた詞はとても繊細(でもそのマジメすぎる詞はユカリに「ナツらしくない」と大幅に削られる)。つまり音楽にも真剣に向き合っているのに、そんな自分に照れていておちゃらけてしまっている人・・・そういう見方もあったんだね。私はいろんな情報が載っている映画雑誌を読みすぎて、見る前からナツは「軽薄なバカ男」って決めつけてたのかもしれない。ナツ実はまじめ説に目からうろこでした。ところで来週の舞台挨拶は平日だし時間の関係上見に行けないけど、当日は舞台挨拶の前、また違う友達とBANDAGE見に行くことに^^ 昨日一緒に映画観た友達が、共通の友人に「BANDAGEすごいよかった!」と話したらしく、その友人から「私も見たくなっちゃった^^」って言われたもんで。また違う感想が聞けると思うと楽しみだなあ。


そして今日はいよいよLANDSラストライブ。どんなナツに会えるのか超楽しみです。あっくんは出てくれるのかな・・・出てくれるよね><