映画感想嫌われアサコ編

久しぶりに土曜の昼間なんて時間帯に映画見に行きました。こんなに混んでる映画館に入るの久しぶりw アバターはもう上映開始時刻が過ぎてたので、ロビーのお客さんは子供はワンピース、女性&カップルはBANDAGEってかんじでした。結構ギリギリの時間に行ったので、中段の席がとれず、かなり前の方で見るハメに。でもこんな混んでる館内でもみんなマナー良くて、ちゃんと映画に浸れました^^




今日のテーマは「なんでユキヤ(とアルミ)はナツに『アサコと別れろ』と詰め寄ったのか」。これもいろいろ解釈があると思うけど、私は「アサコが事務所側の人間だから」という点に尽きる気がする。ナツの詞を「長いから売れ線のモノにするために短く削れ」と言うユカリ。そんな彼女に認められて事務所スタッフ(LANDSマネージャー)として働くアサコは、バンド側から見たら「事務所の犬」だもん。その彼女にナツが執着して、さらに事務所の言いなりになっていくナツなんて見たくなかったんじゃないかな。ボーカルだってユキヤになんてさせたくない。ナツが歌ってこそLANDSだから。ユキヤがアサコにキスする場面。一緒にナツの部屋を出て「バイクで送って行くよ」ってアサコに言った時点では、ユキヤはアサコに手を出すつもりなんてなかったと思う。でもそれが一転したのは「ユキヤさんには才能があるんだから、その才能を大事にしてください」とアサコがユキヤに言った瞬間。この時、アサコはユキヤの地雷を踏んだんだろう。ユキヤにとって太陽はナツ。ナツの才能をこそ大事にしたくて、自分は彼をサポートしたいと思っている。彼のイメージからバンド名をLANDSとしたくらいだから。なのに、そのナツじゃなく「自分を大事にしろ」と言ったアサコに、「やっぱりコイツは事務所の人間。ナツを大事に思ってくれてないんじゃないか!?」と疑心暗鬼の気持ちが膨らんで、海に連れ出してアサコを試したんじゃないかな。自分の手の中にアサコが堕ちてくるかどうかを。彼女がナツを大事に思っているかどうかを試した。そこで揺らいだアサコは、彼にとって、そしてLANDSとナツにとっては「信用できない人間」として位置づけされたんだろうと思う。