友&仁 感想のようなレポのような

超楽しかったー!以下激しくネタバレです。そして超絶長いです。




今回のソロライブをどんなふうだったかって人に説明するのは難しい。こないだのランズラストライブとは全然違う。別に会場が違うからってわけじゃなくテイストやノリが全く別モノ。今日のライブをあえて例えるなら、ディズニーランドのショーみたいなかんじ?いや、ホントは「ラスベガスのショーみたい!」とか言ったらかっこいいのかもしれないけど私ラスベガスでショー見たことないしw ダンサーが黒人白人日本人(白人はダンサーと言うよりはラップと司会担当?)と国際色豊かなところがまたディズニーな香りを強くしてたのかも(わたし的に)。そのダンサーたちが結構客席に降りてきて客を煽ったりするあたりもなんてディズニーちっく。そうすると最初のサイバーとも秋葉系萌えアニメコスチュームとでも言えそうなダンサーの衣装(シルバーやゴールドでぴっかぴか。女性はピンクとかブルーのかつらかぶっちゃってアニメから抜け出てきたよう)はスターツアーズで全体を通しての雰囲気はイッツアスモールワールド?こう考えてると赤西くんがミッキーに見えてくるw(しかもあながち間違ってはいないかもww) でもやっぱアルバム出さずにライブって個人的にのっていきづらい部分があったかなあ。だってBANDAGEとかWONDERとかの会場の盛り上がり方ってすごかったんだよ。私が1階後方席にいたから全体が結構見えたせいもあって、客のテンションが「おお!!!!」って上がったのがよくわかったもん。事前にアルバム出てたらライブ最初の手探り感がもっとなくなっただろうにと考えるとそこだけが残念。でもそれ以外は本当に楽しかった。KAT-TUNっていう看板をとっぱらった「赤西仁」個人の趣味の世界をこちらに開けて見せてくれたものだった。確かに「みんな踊ろうぜ!」と煽ってくる場面(赤西くんが煽る、と言うよりはダンサーが煽ってくる方が割合としては多かった・・・って当たり前か。ダンサー人数多いし。男女合わせて10人くらいのダンサーがいた)もあったけど、意外と魅せることに徹していた場面も多く、もしかしたらそっちの時間の方が長かったかも。だから「私踊れないんだけど><」な方も安心して参加可能なショーだと思う。ただ協力席の人はノリノリで絡んでいくべきw 以下箇条書きで覚えてることをポツポツと。

  • さすが狭い会場で赤西くんのみを堪能するためのコンサート!!てなわけで圧倒的な女性比率。たまーに男性を見かけてももれなく女性のお連れ様(恐らく彼女or奥様に連れてこられたものと予想)。だから男性2人組客を見かけた時の驚きたるや!いや赤西くんファンに男性がいてもいいの。でもこの女の園に足を踏み入れようという勇気を私は尊敬する。
  • 入場時に新曲の歌詞カードが配られる。おかげで曲名や作詞作曲者の名前はわかったものの短時間すぎて詞を読んだり解釈するに到ったファンはそうはいないのでは。
  • グッズは売り場が中に2か所。開演前・休憩中・閉演後と3回買う機会があるためドームのKAT-TUNライブのような恐ろしい混雑というものは見られなかったかな。赤西くん1人だけっていうのもあってグッズ数そのものが少ないということも混雑緩和の大きな要因かと。
  • KAT-TUNのグッズは黒基調なだけに赤西くんのグッズもダークな色合いを予想していたら予想に反して白基調。デザインもシンプルでなかなかのセンス。
  • 今回の私の席は1階最後列ドセンターだったんですが、なんか後ろから異様なオーラが。ふと振り返ると厳しい眼差しでニットをかぶった中年男性。何者!と怪しむ私に友達が「後ろにいるの振付師のサンチェさん!」。もろ日本人なのにサンチェ?またKAT-TUNにまつわることで謎が増えたw
  • KAT-TUNみたいに開演時間→照明落ちる→爆音&煽り&炎→メンバー登場でファン悲鳴、みたいなド派手な登場を予想していたら「あら赤西くんいつの間にww」みたいな登場の仕方だった。メタリックな衣装のダンサーたちが開演時間前くらいからちょこちょこステージやら客席やらに現われては客とコミュニケーションをはかる(手を振ったりとかそのレベルだけど)。ステージ前には協力席(テーブル席に着席)があり、そちらにドリンクを配ったり。アニメキャラっぽいサイバーお姉さんがステージで一輪車に乗ったりジャグリングしてるし。白人男性がカタコトの日本語と英語で注意事項を告げ、そうこうするうちにポニテ・グラサンの赤西くん登場。ダメージデニムをはいたラフな格好。ダンサーたちとハイタッチしつつ。こうも自然にステージに入ってこられると「あ、あれ?」みたいなかんじでこちらも「ギャー!!!」と叫ぶタイミングを見失っちゃうんだけどw でもそれこそが赤西くんの狙いだった気もする。別にモテモテフェロモン男の赤西じゃなくて、ここの仲間と歌って踊りたいだけだから、それでも良かったら楽しんでってよ!みたいなアピールに感じた。
  • 赤西くんがドラムとシンセサイザーをちょこっと演奏・・・って演奏と言えるレベルなのかw 下手とかそういう意味ではなく、あくまでもダンスの一環として、タイミング操作のためのプレイに見えた。あっくんみたいに激しいドラミングをきかせ、コバタケ直伝の鍵盤さばきを見せちゃいます!みたいなのではなかった。ロボットダンスをしながらスティックを持ち、シンセに触れる。メタリックダンサーたちはもう命を持たないロボットになり、楽器も実はロボットだった、みたいな演出が。ここかなり演出がおもしろい。生命のない空間の中で唯一の生命体が赤西くんってことだったのかな。
  • 英語詞の曲を何曲か披露した後で待ってましたのWONDER。素晴らしい!!ドームのように花道があるわけじゃないしステージの広さも違うので、ちょこちょこアレンジがあったものの、基本的なパフォーマンスに大きな変化はなく。ダメージデニムという衣裳のせいか、ドームで見た時より曲の重たさがなくなって軽やかなイメージに。
  • A PAGE。黒と白のパンダボーダーパーカーに衣装チェンジ。ボトムもハーフパンツに。より身軽になったかんじだけどキャップをかぶった上にさらにパーカーのフードをずっとかぶっているため上から見下ろす形の2階席からはひょっとしたら表情とかはわかりづらいかも。1階席からは目元が隠れるレベルでチラリズムが堪能できますw 今回のシングルのカップリング曲。CDで聴く前に生歌で聴けるなんて超幸せ。てっきり踊る系の曲かと思いきや、聴かせる系だった。もうみなさん手にしてる頃ですよね。私が猛プッシュしなくても良さは伝わるはず。イチオシです。
  • LOVE JUICE。DVDでしか見たことなかったこの曲。ここも盛り上がったなあ。赤西くんがフードをとったからそれで盛り上がったのかもしれないけどw(でもキャップはかぶったまま)
  • BANDAGE。ここで赤西くんのバックに映画の映像が流れる。そしてみんなが恐らく映画館でCDで何度も聴いているBANDAGE。ここまでの世界観とは明らかに異質なんだけど、でも浮かずに溶け込んでいた。赤西くんがコバタケに寄り添ったのか、赤西くんがこの曲を自分に引き寄せたのか。ランズラストライブでBANDAGEという曲は見事な完成形を見せたと思っていたけど、あの時と全く変わらないクオリティ。もう完璧にこの曲はコバタケのものじゃなく、赤西くんのものになったんだと思った。ここでキャップをとってフードをかぶったのはナツくん仕様にするためですかw ステージにいる人はやっぱり高杉ナツだった(BANDAGEに狂った私の目には)。
  • care。日本語曲を立て続けに。ここでいきなりフードをとり髪もほどきサングラスも外し全てから解放される赤西くん。スタンドマイクにしがみつくように歌う赤西くんは映画で見るナツよりずっとロッカーに見えた。髪が乱れるのなんてかまっちゃいられねーぜ!
  • 30分の休憩後、ハレルヤやチェンジザワールドなどの有名曲をカバー。この時もステージにいきなり赤西くんがギター、コーラスの人と一緒に輪になって座ってるからしばらくいるのに気付かなかったw だって真ん中で客席の方向いて座ってるんじゃなく、輪の右端に客席に横顔見せて座ってるんだもん。ステージの主役としては謙虚すぎる振る舞いが意外すぎて。衣装は黒ハットにデニム、ジャケット。
  • ここでMC。せり出した小さいステージにあぐらをかきつつ「楽しんでますか?」とテンション高いんだか低いんだか謎すぎるボソボソしゃべりでトーク。「おお!」と異様にざわつく客席。なんでも初日公演では一切MCなかったとか(友達にきいた)。私は基本つまんないMCならなくていい派(KAT-TUNの宣伝オンリーMCとかもぶっちゃけ存在意義疑ってる派ですw)なので、赤西くんがしゃべり出してびっくりしたと言うか不安になったと言うかw でも本当に短く次の曲へのつなぎ的なMCで、協力席の男の子に「どこから来たの?楽しんでる?」とボソボソ話しかけたり(優しい表情なんだけどそんなボソボソ話かけてるんじゃ怖がられてたと思う)。その男の子は多分小学校高学年くらいじゃないかなあ?(声変わりしてたので)客席にも「外国からもいらしてくれてるみたいで・・・」と言ったところ私の近くで異常反応がw 「それ私!」とアピールする1階後方&2階席一部の方々。「うそつけ。日本人じゃねーか」とすげなくあしらう赤西くんに「外国人だよ!オパ!!」と猛アピール。「あー韓国?」と言う赤西くんに「そう!!!」と超盛り上がる女性たち。この方たち、公演中も結構目立ってたの(悪い意味じゃなくね)。アイラブユージン!!!と英語で熱烈に叫びまくってたからw 「愛してる!」って叫ぶファンって割と見かける気がするんだけど、さすが英語ヲタクの赤西くんファンともなると声援も英語なのかー^^と妙なとこで感心してたら外国の方だったとは。失礼しました。この短いやりとりの後、パパラッツへ。でも「パパラッチ」と間違えて紹介する赤西くん。すぐ気付いて「あ、パパラッツだ」と訂正。
  • またステージで映像が出て、どこかで見たことのあるお顔の方が。関ジャニエイトの錦戸くんだ!(わかるまで結構な時間を要しました・・・。だってー彼のことほぼ知らないし、キャップかぶってギター弾いてる姿見てもわかんなくない?すみませんジャニヲタ初心者で><)赤西くんと錦戸くんが2人で曲作りしてる様子が映像で流れ、根つめてやってるって言うより楽しそう。笑顔満載な制作現場。
  • 映像と曲にプードルが登場。映像ではアニメ、曲では女性ダンサーがプードルコスプレw スタイル抜群モデル系女性ダンサーはモテプードルに、普通体型のダンサーはちょっとストーカー系プードルに(つまり赤西くんにつきまとう)。曲もダンスもかわいかった。
  • ダンスタイムが設けられ、歌なし、ダンスのみの時間。赤西くんと他2人のダンサーで白いつなぎを着てダンス。白いつなぎに映像がうつされ、それで遊んでる感じ。KAT-TUNでやってるクールなダンスとは違って、お遊び要素満載。
  • ha-ha。これも日本語混じり。ちょっと扇情的に赤西くんが腰を動かすダンスをしたところキャー!!という悲鳴。皆様わかりやすすぎるw
  • 新曲を数曲はさんでラストは日本語曲のエターナル。高くなった小さめのステージに立ち、ライトを一身に浴びながら歌う赤西くん。高音がきれいに伸びみんなうっとり。
  • 最後にメンバー紹介。ダンサー、ジャグラー、ラッパー、バックバンド、赤西くんと紹介。ここでバックバンド「ファイブー」という名前に聞き覚えが。およ?KAT-TUNのコンサートにもいたジャニーズの方々じゃ?(全然気付かなかった)ハットかぶってるメンバーがいたり、衣装が全体的に渋めでかっこいい。普通にジャニーズじゃない人たちだと思ってた。いや、そう言われてよく見ればベースの人とか普通じゃないイケメンだったんだけどね。
  • アンコールはなし。開演挨拶をした人がまた出てきて「今日はこれで終わりです」(英語)と告げたため、彼には何の罪もないのにブーイング。気の毒にw 終演時間は予定より5分押しの20時20分。電車やバスに急いで乗る都合がある人にはありがたい時間だと思う。次の日お仕事の人にも優しい友&仁w


初日も入った友達によるとすでに初日と違う部分が出てきていた(MCとか)らしいので、これから1か月の間にどんどん進化していく舞台だと思う。もっと見たい気持ちはあるけど、こんなに満足できたんだから次の機会を楽しみに待ちたいと思います。