埼玉スーパーアリーナ 凱旋ツアー 感想4

アンコールもなけりゃMCもないんだよーん(あ、でもラストの16日はちょっぴりしゃべったよ^^)。


1つ前のエントリーでアンコールをスマートになくすことに成功している旨書いたけど今回はMCについて。15日はMCはなし。16日はゲストとして錦戸くんがステージに登場したということでMCというほどの長さはないものの少しのトークあり。ショー全体が映画的ストーリーを持って構築されているので、それを崩したくないというステージに対する真摯な姿勢は赤西くんの素晴らしいところだと思う。でもCS(つまり顧客満足度)という点では言わずもがな、ショーをより良いものにするためにもMCは必要だと感じた。MCのなかった15日、「すごいショー見た!」っていう気持ちにはなったんだけど同時にハンパじゃない疲れに襲われた。風邪からリカバったばかりだからねーっていう身体的な疲れっていう意味じゃなく、精神的な緊張がとけた後のドッと押し寄せてくる疲れ。別に私がステージに上がったわけでもないのになぜwwと考えたら、赤西くんのショーは完璧を求めて一途過ぎた。いろんな構成が緻密すぎて妙な緊張感が常に隣り合わせなんだよね。どこかでそれをとっぱらってくれる瞬間があればいんだけど、最初から最後まで一分の隙なく赤西くんがかっこいいためになんか脳ミソが麻痺しちゃうんだよなー。ずーっと針を刺されたまんまだと痛みを感じなくなってゆくみたいに、ずーっとかっこいいから「かっこいい!!」って思ってるのにその感動がどこかぼやけてしまうと言うか。ショーに起承転結がしっかりあってストーリーもきちんとしているのに、残念ながら緩急に乏しい。だからこそどこかに抜く瞬間がほしい。ちょっと抜いて、改めてショーを見たら「ヤバい!赤西くん超絶イケメンすぎる!!」って再確認できるから。16日はまさしくそんな感じで、錦戸くんと赤西くんがちょっと話しただけで、2人の緊張してるのにどこかのんきな空気が伝播し、会場の空気が柔らかくほどけたのがわかった。その後の赤西くんの最強イケメンぶりと言ったら!!!!!!!まあ別にMCじゃなくてもいいけどさ、「ひと息つける瞬間」って多分必要。