Eternal PV&Making

もう発売日も過ぎたことだし記事たたまなくても大丈夫かな。


PVは武道館の凱旋ライブでさわりをすでに見ていたわけですが。ものすごいストレート勝負なPVだなー。何の奇をてらうこともなく、ひたすら歌う赤西くんをカメラが追う。背景が観光名所(横浜とかさー。しかしそれをすると途端に安物カラオケビデオになり下がる危険性大。画面の左下に「ロケ地・横浜」とか白字で出された日には私は怒りのあまり卒倒する)なわけでもないし、赤西くんの衣装が豪華なわけでもない。つまるところ赤西くんの体ひとつと声のみでの真っ向勝負。飾り立てないし気取りもしない。なんの変哲もない白いTシャツ着てるだけなのに悔しいくらい絵になっている赤西くん。こういうの見ると自分のメイクにかける情熱とか洋服にかけるお金とかを考えて「神様って不公平><」とわけのわからない不満がこみあげてきてしまう・・・って話がそれた。このPVって今後の赤西くんの方向性を暗示しているような気が。作品には思いを込めるし誠実だけど、アニメの登場人物と見まごうようなキラキラ衣装をまとうことはもうないよーって宣言にも受け取れる。いいんじゃないすかねー別に派手な衣装は着なくても。多分赤西くんのファンは赤西くんが何を着るかより何を脱ぐかの方に興味あると思うw こんだけ肌の露出を拒むイメージの赤西くんだもん、多分Tシャツの袖を肩までまくっただけでファン絶叫でしょう。今回のPVは肌の露出はデコルテ部分と顔、そして手のみ。カメラが意識的に手をアップにして動きを追ったりしてるのがすごく良かった。彼の手は大きくて多少のゴツさもあって男性的なのに、指が長くて優しい表情を持ってる表現者の手だ。やたら高そうな腕時計はつけてるものの指輪だったりの装飾をほどこしていないのもポイント高い。より指の美しさが強調されるから。今後もあんまり手のオシャレには目覚めてほしくないなあ。


Makingは映像のみでバックにEternalが流れている無声映画のようなつくり。しかも曲途中で映像が終わる短さ。でも、私はもしも赤西くんがMakingで饒舌に曲の制作過程やPVの意図について説明し、ファンに共通理解を求めるようなことをしてきたらかなり幻滅するところだった。作品の解釈くらいこっちの好きにさせてほしいっていうワガママファンなんです^^ 赤ずきんちゃんならぬ白ずきんちゃん赤西くんがくりくりした目をフードからのぞかせながらレコーディングやPV撮影に取り組む様子のチラ見せで、満足感は正直あんまりないんだけど「もっと見たいよ白ずきんちゃん><」と異様に飢餓感を煽る仕上がり。新曲リリースされたばっかなのに早く凱旋ライブDVD予約しなきゃ!という気分にさせられる絶妙に販促仕様なMakingでした。やるなワーナー。