CDTV

いやー生放送&生歌の威力ってすごいねー。ダンスを見せたいなら口パクも悪くないと思ってる私だけど、生歌の圧倒的な臨場感にはかなわない。上手な歌を聴きたいならCDを聴けばいい。なぜに私がわざわざライブ会場に足を運んで肉声を聞こうとするかというと体温を感じたいからで。CDTVからは赤西くんの緊張のために氷のようになっているであろう手の冷たさや、歌い終わって苦笑した顔のちょっと戻りつつある両頬の温かさまで、全て伝わってきた。失敗するかもしれないから口パクを選ぶのではなく、失敗するのも緊張するのもかっこいいのもはにかみ屋さんなのも全部まとめて赤西くんなわけで、今現在の赤西くんを良くも悪くもぶつけてしまえるのは素敵なことだと思う。


このブログを始めてすぐの頃、「バーチャルおかん」という単語をコメントで教えてもらった(いわゆる、母親目線でタレントを見守るファンのことを指す)。割と市民権を得ている言葉のようだけど、バーチャルおかんより私がよく見るファンは「バーチャルプロデューサー」。「こうすればもっと売れる」とか「こういうことじゃファンなんて増えない」と、売上重視目線でタレントを見つめているファン。バーチャルおかんにバーチャルプロデューサー、バーチャル彼女、バーチャルシスター、バーチャルティーチャー・・・。最後の方はいるかいないかわからない適当な羅列になっちゃったけど、芸能人の応援ってバーチャルな存在で妄想できるからこそ楽しいものなのかも。